酔舞如≪世迷言≫

日々起きている社会的なこと、ちょっと気付いたことを色々書いています。

2017年06月

我が国の政治家が靖国神社参拝を行う度に支那や韓国が騒ぐ。それは既に恒例の伝統祭(漢韓喧噪祭)と化している。支那人や韓国人から内政干渉される事に対してイチイチ腹立たしく感じていたものの、最近は、奴らが騒ぎ立てる事にもう慣れっこになってしまっている。支那人も韓国人も「総じて糞」で終わり。

寧ろ、我が国のマスメディアの報道姿勢に疑いを持っている。まるで、自国が他国より文句を言われる事に快感でも覚えているような、被虐志向旺盛な変態ばかりが働いているんだろうね。

 

ところで、政治家の靖国参拝が毎日行われていたらどうなりますかね?イスラム教徒が日々モスクで礼拝を繰り返すかの如く、国会出席の前には必ず靖国詣でを行うとか、少なくとも、首相、副首相、官房長官、各大臣、長官級にはその事を強制するとか、そういう風に法改正しちゃえば?

いくら暇人でお馬鹿な支那人や韓国人も、これが毎日の事であれば流石に飽きるでしょう。

 日々、先人の御霊に感謝を述べて公務に勤しむ。国会会期中、毎日欠かせず靖国参拝が繰り返されたら、それは特別なことでも何でもなくなる。特別なこととするから、それを糾弾することも特別な意味を持ってしまう。特別なことでも何でもなくなれば、それを糾弾されることも特別な意味を持たなくなる。支那や韓国の発狂は、それこそただのバカにしか見えないでしょう。

 

靖国に祀られている国家に殉じた人達は、国家安寧を願い生き様とした人達です。その方々の尊き御霊に対して、現代に生きる国民が、国家が平和である事を日々感謝するのは当然。

二度と戦争を起こさない事、何よりも平和維持を心掛ける事をご先祖様の御霊に日々約束する。その為、国家に殉じた方々が祀られている靖国神社を、政治指導者たるもの日々参詣して然るべき法」(ちょっと長いので、「靖国参拝法」)のような道徳法が、将来、是非、法案化される事を期待します。

 

首相は口癖のように「日本を取り戻す」と言っていた。それが如何なる意味なのか此方には未だにサッパリ分からない。ですが、ご先祖様方の(魂の)誇りを取り戻すという意味が込められている言葉なら賛同します。まぁ、腐った親米主義の政党の党首が首相となっているのだから、先人の御霊を敬っているとも思えませんけどね。

 

敗者が(勝者の理屈のみで)罪人と断じられる。この事が正当化されてしまうのなら、この世界は、全て強者による一方的且つ暴力的な支配社会となる

そのような世界が楽しいわけが無い。

良い時もあれば、悪い時もある。負けもあれば、勝ちもある。靖国神社に合祀されているご先祖様方の御霊も、勝ち負け両方の御霊です。良い時にだけ思いを寄せるものではなく、悪い時、悪かった時の理由にもしっかりと思いを寄せて考える。靖国参拝は、戦勝祈願ではなく、正しい国の姿を、ご先祖様達の御霊と一緒に思う為にある

「勝った、負けたは時の運」のような考えで、イチかバチかの政治(戦争も政治)を行うことなどは二度とあってはならない。断じて許されない。そのことを日々忘れない為に、日本国民は、靖国の御霊と会話している。・・・と、政治指導者は、その程度のことは国際社会へ向けて発信するべきだ。所詮、マスメディアは信用ならない、有権者から信を得て政治家となった者達が自国の歴史と誇りを守れずしてどうするの?

 

ここまで書いたけど、此方自身は靖国参詣などしない。靖国を特別視もしていない。住吉神社、櫛田神社、筥崎八幡宮、香椎宮、十日恵比寿神社、護国神社、宗像大社、宮地嶽神社、宇美八幡宮、太宰府天満宮、その他諸社。福岡市内や近隣には多くの神社がありますし、お寺さんもありますし、毎年ゞ日々飽きるほど神社とお寺には行ってます。そして京都にも時折行きますし、でも、本当に心を洗いに行きたい先は高野山と伊勢神宮ですから。そもそも神棚に手を合わせ、仏壇に手を合わせ、そして般若心経と余裕があれば他のお経も唱えて、ご先祖様への感謝を忘れず日々生きてます。

国連の「持続可能な開発ソリューション・ネットワーク」が毎年発表している世界の幸福度ランキングの2017年版(3月20日発表)についての怪説です。実は、2016年発表時も同タイトルで(はてなBLOGにて)書いたのですけど、相変わらず、国連はアホです。

1位  ノルウェー (※前年4位から一気にジャンプアップした理由は何?)

2位  デンマーク (※↑の逆。ノルウェーから1位を蹴落とされた理由は?)

3位  アイスランド(3位変わらず。でもノルウェーに抜かれた理由は?)

4位  スイス (2位から落っこちた理由は?)

5位  フィンランド (5位変わらず)

6位  カナダ (6位変わらず)

7位  オランダ (7位変わらず)

8位  ニュージーランド (8位変わらず)

9位  オーストラリア (9位変わらず)

10位 スウェーデン (10位変わらず)

11位 イスラエル (11位変わらず)

12位 コスタリカ (14位からジャンプアップ。その理由は何?)

13位 オーストリア (12位からダウン。コスタリカよりも不幸になった?)

14位 アメリカ合衆国 (13位からダウン。新大統領が順位下げの理由かも)

15位 アイルランド (19位からランクアップ。その理由は何?)

16位 ドイツ (順位変わらず。前年14位のプエルトリコが米国に事実上組み入れられるから)

17位 ベルギー (18位からアップ。と言うより、上にいたブラジルが不幸になった?)

18位 ルクセンブルグ (前年20位。プエルトリコとブラジルがいなくなったので)

19位 イギリス (23位からランクアップ。EU離脱が目出度いのか?)

20位 チリ (24位からランクアップ。上にいたシンガポールが勝手に落っこちた)

21位 アラブ首長国連邦 (28位から上昇。経済面でしょうね)

22位 ブラジル (17位からダウン。オリンピックとワールドカップは不幸を招く)

23位 チェコ (27位からアップ。と言うより、上が勝手に落ちたので棚ボタアップ)

24位 アルゼンチン (26位からアップ。でもチェコやUAEには抜かれた)

25位 メキシコ (21位からダウン。米国の新大統領の影響?)

26位 シンガポール (22位からダウン。その理由は何?)

27位 マルタ (30位からアップ。実際はウルグアイを抜いただけだけど両国の違いは?)

28位 ウルグアイ (29位からアップ。実際は、マルタに抜かれた。↑同様の疑問)

29位 グアテマラ (39位から上昇。何があった?去年よりもかなり幸せになった理由は何?)

30位 パナマ (25位からダウン。↑の逆。去年より不幸になった理由は何?)

31位 フランス (前年32位。コロンビアが落ちて行った。でもグアテマラより不幸になった?)

32位 タイ (前年33位。フランスと同じ)

33位 台湾 (前年35位。上にいたコロンビアとサウジが落っこちたから)

34位 スペイン (前年37位。上にいたコロンビア、サウジ、カタールが落っこちたから)

35位 カタール (前年36位。でも実際はスペインに抜かれた。両国の違いは?)

36位 コロンビア (31位からダウン。何があって不幸になった?)

37位 サウジアラビア (34位からダウン。台湾、スペイン、カタールより不幸になった?)

38位 トリニダード・トバゴ (43位からアップ。クウェートやバーレーンより幸せか?)

39位 クウェート (前年41位。実際はトリニダード・トバゴに抜かれた。スリナム消えた?)

40位 スロバキア (45位からアップ。国として何か変化でも?)

41位 バーレーン (前年42位。トリニダード・トバゴとスロバキアに抜かれた理由は?)

42位 マレーシア (前年47位。幸せアップ!)  

43位 ニカラグア (前年48位。幸せアップ!!)

44位 エクアドル (前年51位。幸せアップ!!!)

45位 エルサルバドル (前年46位。マレーシア、ニカラグア、エクアドルに抜かれた理由は?)

46位 ポーランド (前年57位。我が国をも上回りジャンプアップした幸せアップの理由は何?)

47位 ウズベキスタン (前年49位。ポーランドに抜かれた。)

48位 イタリア (前年50位。↑同様)

49位 ロシア (前年56位。我が国よりも幸せになった理由は何?)

50位 ベリーズ (前年ランク外。一人当たりGDPが50万円以下でも我が国より幸せな国?)

51位 日本 (※前年53位。実際は、ポーランド、ロシア、そしてベリーズに抜かれていった。)

52位 リトアニア (前年60位からアップ。幸せになったんだねェ。) 
53位 アルジェリア (前年38位から大きく下落。どんな理由があるじぇりあ?)

54位 ラトビア (前年68位から大きく上昇。ここも、幸せになったんだねェ。)

55位 韓国 (前年58位。)

56位 モルドバ (前年55位。若干不幸になった?)

57位 ルーマニア (前年71位から、ここも大きく上昇。良かったね、幸せになれて。)

58位 ボリビア (前年59位。実際は幸せ度が微かに後退?)

59位 トルクメニスタン (前年65位。周辺で紛争は起きていても幸せ度は上がる。ほう。)

60位 カザフスタン (前年54位から後退。不幸になったですか?)

61位 北キプロス・トルコ共和国 (前年62位。う~ん・・・)

62位 スロベニア (前年63位。う~ん・・・・・・)

63位 ペルー (前年64位。う~ん・・・・・・・・・)

64位 モーリシャス(前年66位。モーリシャスと比べ、トルクメニスタンが上がった理由は?)

65位 キプロス (前年69位。ラトビアに大きく水を開けられたね。その理由を知りたい!)

66位 エストニア (前年72位。幸せな国となりつつある?)

67位 ベラルーシ (前年61位。不幸な国となりつつある?)

68位 リビア (前年67位。ガダフィ生きてたらもっと不幸だった?それとも幸せだった?)

69位 トルコ (前年78位。テロは増えても幸せは上がる。ふ~ん)

70位 パラグアイ (前年70位。順位だけは変わらず。実質後退?何故?)

71位 香港 (前年75位。金はあっても不幸を感じるのか。可哀想に・・・)

72位 フィリピン (前年82位。強気の大統領登場で幸せ度アップ。良かったね。)

73位 セルビア (前年86位。ここも大きく上昇。)

74位 ヨルダン (前年80位。ここもアップ)

75位 ハンガリー (前年91位から大きく上昇。たった1年で幸せ度が膨らむ。良かったね。)

76位 ジャマイカ (前年73位。幸せ度後退。ボルトの引退が近いので喜べなくなる?)

77位 クロアチア (前年74位。幸せ度後退。セルビアと何が違ってきた?)

78位 コソボ (前年77位。旧ユーゴ圏の幸せ度はよく分かりません。)

79位 支那 (前年83位。幸福度1位の人が1億人、普通2億、不幸10億超いる国の順位?)

80位 パキスタン (前年92位からジャンプアップ。支那との関係濃度が増したから?)

81位 インドネシア (前年79位から後退。逆に、支那との関係濃度でも薄れたのか?)

82位 ベネズエラ (前年44位から大きく後退。いったいどんな重大な不幸があったの?)

83位 モンテネグロ (前年88位。繰り返しますが、旧ユーゴ圏の幸せは分かりません。)

84位 モロッコ (前年90位。少しの幸せアップ。)

85位 アゼルバイジャン (前年81位。経済向上は?無視?)

86位 ドミニカ (前年89位。大して変わらず。)

87位 ギリシャ (前年99位から上昇。ランク外への転落危機回避?)

88位 レバノン (前年93位。中東の宝石はいつ甦るのか?)

89位 ポルトガル (前年94位。スペインとの幸福格差ってそんなにあるの?)

90位 ボスニア・ヘルツェゴビナ (前年87位。旧ユーゴ圏の・・・)

91位 ホンジュラス (前年ランク外から登場。良かったね、幸せを感じられて。)

92位 マケドニア (前年95位。だから、旧ユーゴ圏の幸せは計れない・・・)

93位 ソマリア (前年76位から大きく後退。海賊がねェ・・・)

94位 ベトナム (前年96位。この程度の幸せ感なのは堅実な国民性?楽しそうだけど?)

95位 ナイジェリア (前年ランク外から登場。サッカーが強いだけじゃ幸せとは呼べないしね。)

96位 タジキスタン (前年100位。ほんの少しの幸せアップ?)

97位 ブータン (前年84位。イメージと現実は違う?やっぱり経済拡大が必要。)

98位 キルギスタン (前年85位。ブータン同様に10ランク超ダウン。理由は何?)

99位 ネパール (前年ランク外から登場。何故?)

100位 モンゴル (前年ランク外から登場。同じく何故?)


ところで、前年40位のスリナムは何処へ行った?
ま、いいけどね。
去年も感じたことだけど、我が国よりも上位にいる50か国に対して、我が国よりも幸せと感じているのかどうか、国連職員総出で聞いて来い、と強く言いたい。ま、50カ国の中には、そのように感じる人も多くいるから我が国よりも上位なのでしょうけど、日本人ってそんなに不幸に思えるのか?と言うよりは、日本人には幸せを感じて欲しくないという悪意を感じるのですけど、それは考え過ぎ?

ウクライナに対し突き付けられているEU加盟の条件は、「石油、石炭、シェールガス他、エネルギー資源を全て持って来れること」。この条件を満たさねばならないから、クリミアやドンバス地方が分離独立する事をウクライナ政府は絶対に認めない。EU加盟各国やアメリカ合衆国は「ロシアと手を切る覚悟でやれ」と、ウクライナに対して強硬姿勢を貫くことを嗾けていて、このままではロシアとの全面戦争の危険さえ孕む。

 

クリミアやドンパス地方各州が単純に独立を望んでいるのなら、スコットランドで実施された独立を問う住民投票くらいは認めざるを得ない(住民投票が実施されれば、間違いなく反ウクライナ政府派が勝利する)。しかし、クリミアやドンパス地方各州が望むのは分離独立に非ずロシアへの帰属です。そうなると、石油も石炭もシェールガスもその他の鉱脈資源の全てがロシアのものとなってしまう。EUやアメリカ合衆国、そしてウクライナ政府はこの事を容認出来ないので独立の声に猛反対しているわけです。

ウクライナは、独立の際にロシアに対して永続的な共存共栄を誓った。故に、クリミアやドンパス地方はウクライナ領に含まれた。と言う事は、多くのロシア系住民が暮らすそれらの地域は、常にロシアの側に立って、ウクライナ政府を監視する役目を帯びていたことになる。今回、ウクライナ政府がロシアを裏切る形を言い出したので、元々はロシア側のお目付け役としてウクライナに参加していた彼らは、「監視の役目は終わったからロシアに還る」と言っているだけ。とも受け止められる。 

ロシアも、元々それら(領土と資源)はロシアのものだと自認しているのでロシアに戻るのは然も当然と捉えている。ロシアへの帰属であろうと独立国家樹立であろうと、その形には拘っていない。が、クリミアやドンパス地方の住民達は経済的自立が難しいので、ロシアに併合される事を強く望んでいる。

 

ちょっと視点を変え、ウクライナとロシアの問題を我が国の沖縄に当て嵌めてみます。

元々は独立国で支那寄りだった琉球王国を(徳川幕府時代に)我が国が武力併合した。年月が過ぎれば我が国への同化も進み、琉球は政府の役目を終えて沖縄県として完全に日本国の一部となる。が、支那寄り(親支那派)の琉球人がいなくなったわけではなく少数派とは言え親支那派は残っていた。そういう中で、我が国と支那は対立激化して日清戦争や上海事変、満州事変と戦いを繰り返す。沖縄はそれらの戦争の果てに、アメリカ合衆国から長い間占領支配される憂き目に遭う。我が国へ返還されて以降現在に至っても米軍基地が多く残り、強いシコリとなっている。そして、この状況につけ入ったのが親支那派と支那、更に我が国の混乱をことのほか喜ぶ韓国。

親支那派は日本からの独立を主張する(仮の話ですが、独立を目論む派は実際いる)。これは単なる独立ではなく、支那や、支那の意を受けた韓国からの差しがねであり、分離独立ではなく、支那への帰属(併合)を希望しての事。これが分かり切っているので我が国は沖縄の独立を絶対に認めない。

ウクライナで起きている事はこれと同じです。

我が国は、ウクライナからのクリミアやドンパス地方の独立は認めない側を支持している。沖縄独立を認めない点でダブルスタンダードにはなっていない。

うん?であるならば、ロシアを支持する此方は、もしも沖縄が独立を言い出せばそれを支持するのか?という事になる。此方の答えは、「住民投票してみたら?」ですかね。 

 

我が国は、ロシアに対して北方領土を還せと繰り返している。其処にはもう誰も日本人はいない。現地で独立運動が起きていない返還要求であることが世界からイマイチ支持を受けられない背景となっている。日本側に立つ住民がいないのはちょっと辛い。だから、ロシアの大統領権限に委ねるしかないのが実情。しかし、アメリカ合衆国の従属国的な我が国の要求をロシア大統領が単純に受諾するわけがない。返還された北方領土に米軍基地でも建設されたら、プーチン大統領と言えども処刑されちゃうでしょうね。我が国が、日米安保を破棄した上で、ロシアとの永久不可侵条約と北方領土への軍事基地建設を永久に放棄する約束でもしない限り、そこは還って来ないでしょう。でも、それは主権侵害なので、そんな約束をしたら今度は我が国の指導者が政治的に潰されるでしょう。領土領有問題の解決は本当に難しいです。

 

ロシアとの平和条約は絶対に必要。ですが、我が国では、北方領土が全て無条件で返還されない限り、ロシアとは付き合うべからずと考える人が多数を占める。

その考えを支那に当て嵌めると、支那の理屈では、沖縄の独立(支那への帰属)を認めない限り日本とは付き合うなという強硬的意見があっても不思議ではない。沖縄の件は当分の間棚上げしても、尖閣諸島(魚釣島)は支那のものだと言い張り即座に還すよう迫ってきている。そのような状況にありながらも、我が国と支那の間には平和条約が締結された。(尤も、台湾との国交は破棄された)。支那は、国民感情を押し殺して利を取った事になる。我が国は、北方領土に対する思いを押し殺してでもオホーツクの開発利権やシベリア開発利権などを得るという考えには至っていない。我が国の方が、意外と頑固です。

 

 

ロシアの外交部は、現在相当困っていると思います。EU諸国とはギクシャクし、アメリカ合衆国とは以前以上に冷え込み、頼るべきは支那とインドのみ。しかし、支那とインドはけっして仲が良いとは言い切れない。結局、経済面で大きく依存している支那に対してイエスマン化せざるを得なくなりつつある。これでは日本が困ります。

支那が北方領土の開発を本格化させたら(もう、既にその様になって来ている)、北方領土返還どころか、オホーツクは支那の海になってしまう。日本国民も日本政府も、ロシアだけしか見ていないけど、北方海域は支那が分捕る可能性が十分にある。シベリアも北極海もそのようになっていくでしょう。この事を踏まえた上でロシアとの将来を考えないとならない。何処までを我慢出来て、でも絶対に譲れないのは何か?感情論だけでなく、ちゃんと正視しないと未来の大きな可能性を消してしまうことになる。

日本人の考えでは、一度失った領土は戻らないというのが定説。しかし、世界中の歴史はそうはなっていない。死滅した筈の国家が何度も甦り、分離した国家が何度も一緒になり、とんでもない飛び地に領土が復活したり・・・色々起きる。ソ連(ロシア)に奪われてまだ1世紀も経っていない北方領土の事が、未来永劫決まったことのように諦めるのは早計。損にならない交渉方法はいくらでもある筈です

 

※(5)へ続けます

ロシアは、複雑な民族構成と広大な領土を統治する為に、チェチェン自治共和国を"人身御供"状態に置いている。前回は、そのような記事を書きました。

ロシアを統治する為政者には非情さも必要とされる。そして政治的非情さを持つと言われるプーチン大統領は、憲法改正によって、この先もまだまだ長期間大統領の座に居る事が保証されている。多少の事では大統領の座は揺るがない。そうであれば、(国外向けのパフォーマンスとして)チェチェン独立を問う住民投票の実施くらいは認め、場合によっては独立を承認しても良いのでは?チェチェンの独立を認めれば、寧ろ、テロの心配は減り政権に対する市民の支持も更に強くなると思うのだけど。

「損して得取れ」ではないですが、クリミアやウクライナ東部その他のロシアへの帰属(編入)の正当性を国際社会に認めさせるには、チェチェンの独立を容認しそれと引き換えるのが最も有効と思えます。無論、ウクライナにとっては何もメリットの無い話ですけどね。しかし、ロシア政府には今のところそのような考えは微塵もないようです。

 

チェチェン以外にも、イングーシ北オセチアやその他が独立を希望している。チェチェンを認めればその他の地域へと独立を望む声は連鎖するでしょう。実は・・・

ロシア政府は、独立行動それ自体を否定しているわけでもないらしい。寧ろ、それらの自治国家が独立して以降もしっかりと経済活動が成り立って、原則としてロシアとの友好関係を持続してくれるなら、それに越した事はない。然りながら・・・

チェチェンも、そしてイングーシや北オセチアなども強い経済基盤を持っていない。アゼルバイジャンやグルジアやカザフスタンなどのように、独立以降、しっかりとした国家運営が出来る保証は何もない。

ロシアが強く懸念しているのは、小民族(小国家)の安易な独立が、貧困を助長するマイナス要因となる危険性です

独立後の貧弱な経済による不満は様々な紛争を呼び込む。ウクライナのような問題をいくつも抱えれば、ロシアにとって迷惑な話。更に、貧弱な経済故に、独立して行く各国はロシアとの繋がりを捨て、アメリカ合衆国やEUとの連携を望む可能性が高い。そうなると、ロシア国境に近い場所に次々とNATO勢力が入り込んで来ることになる。日米安保でさえ強く嫌がるロシアです。兎に角、米軍やNATO軍に国境周辺に近寄られることを物凄く嫌がります。 ロシアの西側諸国に対する政治アレルギーは東西冷戦時代以降これっぽっちも鎮まっていない

 

別の見方・・・

ロシアが少数民族の独立を安易に承認しない陰には、支那からの無言のプレッシャーが寄せられているから

ロシアがそれらの独立を認める事を、ウイグルやチベット、台湾など複数の"独立"問題を抱える支那は強く嫌がっている。強欲な支那は、現在の領土を以てしてもまだ全然狭いと考えている。日本列島も朝鮮半島もインドシナ半島も・・・もっともっと広大な領土が支那領であって然るべきと考えている。例え少数派のほんの少しの土地であっても、その独立によって支那の領土でなくなる事を絶対に認めない。それが支那という国家です。

そして支那は、「評判を気にする国民性」である。自分達だけが白い目で見られる事を物凄く嫌がる。だから、似たような状況にあるロシアと常に共存共栄の道を歩もうとする。ロシアの存在があればこそ支那は好き勝手を出来ている。だから、ロシアの政治が「物わかりの好い」方向へ変化する事を最も嫌がっている。支那は、ロシアが(支那同様の)強面国家のイメージをいつまでも保っていられるように、ロシアへの経済支援を欠かさないでいるわけです。だから、ロシアが少数民族(部族)の独立を認めるような政治を行うのであれば「おまえのところの経済支援を即座に止めるぞ」と脅すでしょうね。

アメリカ合衆国と仲良く出来ないロシアにとって、支那の協力が得られなければ、間違いなく経済破綻し国家動乱となる。その恐れがあるから、ロシア政府は支那の操り人形と化している現状に甘んじるしかない。

 

と言うような理由により、チェチェン他の独立をロシア政府は認めない。という事になる。が、我が国ならば、その覚悟次第では、国際社会から雁字搦めに遭っているロシアを救い出せるし、日露双方にとって画期的でより良い政治状況を生む事が出来る。

 

※(4)へ続けます

現在のウクライナは、ソ連邦崩壊後の1991年に独立国家と成った。クリミアのロシア系住民の多くは、独立当時から、ウクライナ政府に対して分離独立(ロシア帰属)を強く希望していた。しかしその希望は、祖国ロシアの政治的思惑もあって聞き入れられずにいた。その政治的思惑とは・・・

チェチェン独立を頑として容認しないロシアが、ウクライナに対してはクリミアや東部地域を独立させよと言う事は、完全にダブルスタンダード。という国際的批判を受けることを避る為

ソ連崩壊後、経済的に国際社会との協調を必要としたロシアは、ダブルスタンダード批判を躱す目論見からとは言え、ロシア系住民のウクライナからの分離独立~ロシア帰属という要望を無視する格好となった。が、クリミアや東部の親露派住民達は、ウクライナ政府による親露政治永続の約束を信じて(ウクライナに)留まる事になった。

しかし、現在のウクライナ新政府は、急転して反露政策へ舵を切りEU加盟へ向かおうとした。ロシア系住民が多数を占めるクリミアや東部各州の住民達は、反露政策に納得出来るわけが無い。そして・・・

クリミア自治共和国及びセヴァストポリ特別市は、ウクライナからの分離独立を果たし、ロシア連邦へ編入した※但し、ウクライナも西側諸国もそれを承服していない

 

一方、ロシア連邦内のチェチェン自治共和国では、住民の多くが(近隣のカザフスタンやアゼルバイジャンやグルジアのように)ロシアからの完全独立を強く望んでいる。しかし、今だにロシアはその声に耳を貸そうとせず、強硬姿勢で押さえ込んでいる。

ロシアがチェチェンを手放したくない理由は、最初は単純に石油だった。実は、チェチェン油田の石油埋蔵量自体はそれ程多くない。チェチェンだけの問題であれば、印象も悪くなる一方だし独立承認はやぶさかではない。しかし・・・

アゼルバイジャンのバクー油田から黒海沿岸都市へとパイプラインを通している経路にチェチェンが位置している。チェチェンの独立を容認すれば隣接する他の自治共和国も次々と独立を言い出す事は必至。チェチェンの近隣自治共和国は、完全独立を認めなければ、チェチェン経由のパイプラインを「人質」に取る事も有り得る。そもそも、チェチェンのパイプラインは、他国に対する莫大な使用料利権(収入源)であり、それを失えばロシアの経済活動は重大な危機に陥る。と言う理由でチェチェンの完全独立を認めて来なかった。然りながら・・・

現在、チェチェン経由のパイプラインは、別ルートのパイプラインの確立によってその重要性を格段に下げている。独立を強く阻む理由には当たらなくなった

そうであるならば何故、現在もチェチェンの独立を認めたがらないのか?

実に変てこな理由ですが、ロシアの政治基盤の安定を保つ為に、しょっちゅう独立騒ぎを起こすチェチェンは「必要悪」 として置いておこう、という考えから?

つまり、プーチン大統領という強い政治リーダーが必要だ、という事をロシア中に納得させる為の重要な役割がチェチェンというわけです。これが本当の理由ならチェチェンにとっては傍迷惑な話だが、他に大きな理由が見つからない以上、この見方で正しいのかもしれない。

 

尤も、我が国がロシアとの平和条約締結を出来ない理由として、ロシアがチェチェンなど一部の自治共和国を虐げているから、というのは何も当て嵌まらない。我が国は、チェチェンやその周辺地域と特別な交流をしているわけでもないし、国民の多くは、チェチェンが何処になるかも知らないでしょう。時折、欧米の政治論調を持ち出して、ロシアの(自治共和国に対する)内政を批判している人も見掛けますが、我が国に迷惑が掛かっているわけでもない。我が国が、チェチェン他の独立戦争を支援する事など絶対に出来ないのだから、そんな事は平和条約締結の足枷にはならない。ならないのに、「ロシアには自由がない」の理由の一つにチェチェンも挙げられる。

ロシアには自由がない?それが本当だとして、我が国がそれで何か特別に困っている?それにある意味、ロシアほど自由奔放な国もないように思えるけど・・・酒と性に関してだけど(笑)

 

※(3)へ続けます

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